こんにちは、まっさん(@Tera_Msaki)です。
タイヤの最大グリップをコーナリングのみに使っている状態が、
理想的な定常円です。
加速、減速もない等速を維持するアクセルワークと
回転半径を維持するステアリングワーク。
定常円は、タイヤの最大グリップを感じ取る練習に最適です。
走行後にその場で、簡単に、
確認できるアプリがないかということで開発したのが、
GPS走行解析アプリ(Archive pro)です。
GPS走行データ研究レポートでは、
実際のGPSロガーの走行データを使って、
ドライビングスキルの向上とタイムアップするためのエッセンスを
一緒に考えたいと思います。
この記事で使用している走行データは、
GPS走行解析アプリ(Archive pro)、走行記録アプリ(Archive+)で
アプリに取り込んで、実際にアプリを操作して確認することが可能です。
記事の最後に走行データのダウンロードを紹介します。
定常円
等速を維持するアクセルワークと回転半径を維持するステアリングワーク。
定常円は、タイヤの最大グリップを感じ取る練習に最適です。
コース(名阪Cコース)
ファインアートさんの練習会のコースです。
クランク、2つの定常円、S字、3か所のターン、アクセル全開の最終コーナーなど、アクセルコントールが要求されるコースです。
コース前半に設定された定常円で1速と2速のどちらが速いのか、どの程度タイム差があるか、分析したいと思います。
定常円
定常円の開始と終了を判定する計測ライン③を設定します。
9:06の走行では、定常円への進入時のブレーキングから、
定常円を2速のまま走行しています。
14:18の走行では、定常円への進入時のブレーキングで1速に落として、定常円は1速のまま走行しています。
結果として、定常円のギア選択の差はほとんどないことが分かりました。
比較元(9:06)と比較先(14:18:グレー表示:点線)の比較表示。
走行軌跡と速度グラフの比較では、ほぼ違いはなく、加速度グラフの青色(加減速)に違いがありました。
タイヤの最大グリップをコーナリングのみに使っている状態が、理想的な定常円とすると、加速度グラフの青色(加減速)を0に近づけることが、ひとつの目標といえます。
また、この時の加速度グラフの赤色(向心力)が、高い状態を維持していることも重要です。
比較元(14:18)と比較先(9:06:グレー表示:点線)の比較表示。
加減速の加速度グラフで、比較先に対して 0 付近を維持していることから、1速の方が、比較的に速度を維持しやすいことがわかりました。
まとめ
車載ビデオで、ドライバー視点でタイム差を再確認してみます。
もうひとつの定常円では、定常円への進入でギアを落とすタイミングを変えています。
今回の走行データは、デジスパイスⅣを使って記録したものです。
走行データのダウンロード
GPS走行解析アプリ(Archive pro)は、GPSの位置情報を使用して、走行軌跡や速度などの走行データを記録するアプリです。
アプリには、走行データの出力、取り込みという機能があり、走行データを自由に交換できます。
とても便利なアプリなので、ダウンロードして、使ってみてください♪
この下にあるアイコンから、走行データをダウンロードできます。
アプリのダウンロードや使用方法は、こちらです。
今回はここまでです。
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